英語帝国主義に支配されたブログです。英語(や他の言語)を習得したい方、発音を良くしたい方などにお勧めですが何か?
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NERD
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男性
自己紹介:
大学でこの辺の分野を専門にしてました(だせわ大学きょーいく学部えい語えい文学科卒業)。一応イギリス英語とアメリカ英語の2種類ができます。特に発音関係が得意です。英語での執筆経験もあります。
I studied Second Language Acquisition (SLA), which is a subfield of linguistics that deals with studies of one's non-native language(s).
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今回は英語の曖昧母音(「シュワー」とも)の発音について書きます。この音を発音するのが苦手な人も多いんじゃないでしょうか。発音記号では小文字のeが180°回転したəという文字を当てます。なぜ「曖昧母音」と呼ばれるかというと、どの母音ともつかない音として発音されるからです。学校の英語教師なんかが「アに近いオ」とか「弱いア」などと説明していますが全然違います。英語の曖昧母音は強勢アクセントのない母音が弱く発音されて特徴が弱まった或いは失われたもので、口の中の中央あたりで発音されます。だらんと力を抜いて、その状態でやる気なく何か母音を発してみて下さい。もしくは弱々しいうめき声でも構いません。少なくとも曖昧母音に似た音は出せる筈です。英語のアクセントは強勢アクセントで、強勢のあるはっきりした母音の音節と曖昧母音をもつ音節が繰り返されるので、全ての音節を同じ強さで発音していたら曖昧母音はうまく発音できません。逆に、強勢アクセントが習得できていれば何もしなくてもある程度自然に曖昧母音を発音することができます。また曖昧母音はアクセントのある音節に挟まれている場合、殆ど消えたように発音されることもあります。
イギリス英語のRP(Received Pronunciation;容認発音)では母音のうちi(itのi)は曖昧母音になりにくく、アクセントが来ない場合も弱く発音されるだけです。一方、アメリカ英語ではiも曖昧母音になりやすいです。また、アメリカ英語ではアクセントのないa(atのa)が曖昧母音にならずitのiのように発音される場合もあります(勿論弱く発音されます)。
最後に、以上のことを踏まえて次の単語・フレーズを発音してみましょう。ご自分の慣れていらっしゃる方言(アメリカ、イギリスなど)で構いません。アクセントの来ない母音(とそれに似た子音)を太字にしてあります。
terrible, Japanese, possible, paper, September, camera, English, popular, vegetable, spaghetti, a cup of tea, talk about it, eleven o'clock, Ghost in the Shell, the Lord of the Rings, Pirates of the Caribbean, Leonardo DiCaprio, Arnold Schwarzenegger
イギリス英語のRP(Received Pronunciation;容認発音)では母音のうちi(itのi)は曖昧母音になりにくく、アクセントが来ない場合も弱く発音されるだけです。一方、アメリカ英語ではiも曖昧母音になりやすいです。また、アメリカ英語ではアクセントのないa(atのa)が曖昧母音にならずitのiのように発音される場合もあります(勿論弱く発音されます)。
最後に、以上のことを踏まえて次の単語・フレーズを発音してみましょう。ご自分の慣れていらっしゃる方言(アメリカ、イギリスなど)で構いません。アクセントの来ない母音(とそれに似た子音)を太字にしてあります。
terrible, Japanese, possible, paper, September, camera, English, popular, vegetable, spaghetti, a cup of tea, talk about it, eleven o'clock, Ghost in the Shell, the Lord of the Rings, Pirates of the Caribbean, Leonardo DiCaprio, Arnold Schwarzenegger
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今回は英語のtとdの発音についてです。先ず、日本語のタ行・ダ行の子音の場合、舌の前の方の平べったい場所で発音している筈です。一方、英語のtとdは日本語のタ行・ダ行の子音とは違い、舌先の尖ったところを使って発音します。これを踏まえてtwoとdoを発音してみましょう。英語らしくなった筈です。
アメリカやカナダの英語では、2つの母音(またはそれに近いl, m, n, rなどの子音)に挟まれたtとdの音は日本語のラ行の子音によく似た音になりやすいです。また、この現象はアクセントのない母音(またはそれに近い子音)の前で起こります。この現象が起こるとtもdも殆ど同じ音になりますが、完全に1つの同じ音になるのではなく、それぞれごく僅かにtっぽさ・dっぽさの残る音になります。飽くまでも区別がつくかつかないかくらいの差ですが。あと、このラ行子音のような音は舌が歯茎に一瞬当たることで発音されますが、舌の歯茎に当たる面積が日本語のラ行子音と比べて広いです。
ラ行子音っぽく発音されるt・dを含む単語には例えば次のようなものがあります:
water, better, writer, rider, sitting, needle, little, riddle, important, wanted, matter, model, kettle, medal, party, ladder, sudden, button, internetなど
アメリカやカナダの英語では、2つの母音(またはそれに近いl, m, n, rなどの子音)に挟まれたtとdの音は日本語のラ行の子音によく似た音になりやすいです。また、この現象はアクセントのない母音(またはそれに近い子音)の前で起こります。この現象が起こるとtもdも殆ど同じ音になりますが、完全に1つの同じ音になるのではなく、それぞれごく僅かにtっぽさ・dっぽさの残る音になります。飽くまでも区別がつくかつかないかくらいの差ですが。あと、このラ行子音のような音は舌が歯茎に一瞬当たることで発音されますが、舌の歯茎に当たる面積が日本語のラ行子音と比べて広いです。
ラ行子音っぽく発音されるt・dを含む単語には例えば次のようなものがあります:
water, better, writer, rider, sitting, needle, little, riddle, important, wanted, matter, model, kettle, medal, party, ladder, sudden, button, internetなど
今回は音節について書きます。音節とは言語に使われる1つ1つの音が一定の規則に従って連なったものです(具体的な定義には諸説あり)。英語の場合、音節が発音上の単位になっていて、音節を作ることができるのは母音と一部の子音(l, m, n, 米音ではrも)です。これらの前後に子音がくっ付くこともよくあります。くっ付く子音は幾つか連なっていることもあり、母音(と一部の子音)の前には最大3つ、後ろには最大4つの子音がくっ付くことができます。発音する時は音をバラバラにせず、1つの音節を一塊のものとして一息に発音するのがポイントです。
1つの音節でできている語には例えば次のようなものがあります:
cat, dog, a/an, eye, book, way, tea, cake, fish, key, hide, the, that, car, cow, code, hurt, end, play, close, street, glimpse, strengthsなど
2つの音節でできている語には例えば次のようなものがあります:
water, table, inside, away, problem, butter, model, instant, handbook, chicken, lion, tiger, crazy, picture, control, broken, rhythm, coffeeなど
3つの音節でできている語には例えば次のようなものがあります:
chocolate, sesame, character, camera, microphone, telephone, battery, elephant, element, possible, strawberry, anything, envelope, magazine, tsunami, Japaneseなど
もっと音節数の多い単語も結構ありますがこれくらいにしておきます。
日本語にも音節はありますが、英語とはちょっと違います。日本語の場合、音節を作ることができるのは母音だけです。音節を作る母音の前にくっ付くことのできる子音の数は1つだけ(2つという説もあり)で、後ろにくっ付くことのできる子音は多くても2つまでです(「ン」と「ッ」のみ)。「ン」と「ッ」も音節を作れるんじゃないの?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、これは音節とはちょっと違います。方言にもよりますが、少なくとも首都圏の言葉では音節とは別の「拍」という単位の方が優勢です。音節と違い、子音である「ン」と「ッ」も拍をもつことができます。また、長い母音は2つの拍をもっています。なので1つの音節が1つの拍をもっているとは限らず、長い母音をもつ音節と「ン」・「ッ」で終わる音節の場合は2つ以上の拍をもっています(最大で4拍)。例えば、「ケッサン」(決算)は4拍(ケ・ッ・サ・ン)2音節(ケッ・サン)、「ケーキ」は3拍(ケ・ー・キ)2音節(ケー・キ)の語です。ちなみに、英語にも拍という単位がないという訳ではありません。
1つの音節でできている語には例えば次のようなものがあります:
cat, dog, a/an, eye, book, way, tea, cake, fish, key, hide, the, that, car, cow, code, hurt, end, play, close, street, glimpse, strengthsなど
2つの音節でできている語には例えば次のようなものがあります:
water, table, inside, away, problem, butter, model, instant, handbook, chicken, lion, tiger, crazy, picture, control, broken, rhythm, coffeeなど
3つの音節でできている語には例えば次のようなものがあります:
chocolate, sesame, character, camera, microphone, telephone, battery, elephant, element, possible, strawberry, anything, envelope, magazine, tsunami, Japaneseなど
もっと音節数の多い単語も結構ありますがこれくらいにしておきます。
日本語にも音節はありますが、英語とはちょっと違います。日本語の場合、音節を作ることができるのは母音だけです。音節を作る母音の前にくっ付くことのできる子音の数は1つだけ(2つという説もあり)で、後ろにくっ付くことのできる子音は多くても2つまでです(「ン」と「ッ」のみ)。「ン」と「ッ」も音節を作れるんじゃないの?とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、これは音節とはちょっと違います。方言にもよりますが、少なくとも首都圏の言葉では音節とは別の「拍」という単位の方が優勢です。音節と違い、子音である「ン」と「ッ」も拍をもつことができます。また、長い母音は2つの拍をもっています。なので1つの音節が1つの拍をもっているとは限らず、長い母音をもつ音節と「ン」・「ッ」で終わる音節の場合は2つ以上の拍をもっています(最大で4拍)。例えば、「ケッサン」(決算)は4拍(ケ・ッ・サ・ン)2音節(ケッ・サン)、「ケーキ」は3拍(ケ・ー・キ)2音節(ケー・キ)の語です。ちなみに、英語にも拍という単位がないという訳ではありません。
有声音とは乱暴に言えば「濁った音」で無声音は「濁らない音」なんですが、そんなに単純ではありません。より正確には、有声音は「声帯を振動させて出す音」で、無声音は「声帯を振動させずに出す音」です。ある音が有声か無声かを確認するには、その音を出しながら手で喉を触ってみるのが手っ取り早いです。大雑把に言えば、喉から手に振動が伝われば有声音で、伝わらなければ無声音ですが、違いが微妙なこともあります。母音は普通有声ですが、日本語の首都圏方言のように「イ行」(イ・キ・シ・チ・ニ・・・)や「ウ行」の母音が出てくる場所によって無声化して、消えてしまったかのように聞こえることもあります。英語の場合、子音の連なった語で有声音の無声化が起こります。例えばcloseという語のlの音は有声音ですが、無声化して発音されます。但し完全に無声になる訳ではありません。
以下は英語の子音を有声音と無声音に分けたものです(便宜上加えたものもあります):
以下は英語の子音を有声音と無声音に分けたものです(便宜上加えたものもあります):
| 有声音 | 無声音 |
| b (例:big) | p (例:pig) |
| d (例:seed) | t (例:seat) |
| g (例:game) | c/k (例:came) |
| t/d (例:better (米式発音)) | --- |
| z (例:zeal) | s (例:seal) |
| j/g/si (例:vision) | sh (例:she) |
| v (例:of or vote) | f (例:off) |
| th (例:that) | th (例:think) |
| --- | h (例:have) |
| j/g (例:Jane) | ch (例:chain) |
| m (例:make) | --- |
| n (例:need) | --- |
| ng (例:sing or think) | --- |
| l (例:light) | --- |
| r (例:right) | --- |
| w (例:wind) | --- |
| y (例:young) | --- |
今回は英語のリズムについてです。先ず日本語の場合、短い母音・「ン」・「ッ」は1拍、長い母音は2拍を数え、「タタタタタタタタタタ」という感じで密に規則正しく音が並んでいます(方言によってはそうでないものもありますが)。一方、英語の場合はアクセントのある音が等間隔に並んでいます。アクセントのない音が幾つも続いているときはそこが詰まって早口になり、意地でもアクセントのある音が等間隔に並びます。
例えば、日本語の
て ん き が わ る か っ た の で そ と に で な か っ た(天気が悪かったので外に出なかった)
という文では下線のある箇所がそれぞれ同じ長さの拍をもち、ぎっちり規則正しく並んでいます。ところが、英語の
I usually don't get out of the room in this kind of weather
という文では、アクセントのある箇所(下線+太字)が等間隔に並び、それ以外の箇所はそのインターヴァルに収まるように発音されます。
例えば、日本語の
て ん き が わ る か っ た の で そ と に で な か っ た(天気が悪かったので外に出なかった)
という文では下線のある箇所がそれぞれ同じ長さの拍をもち、ぎっちり規則正しく並んでいます。ところが、英語の
I usually don't get out of the room in this kind of weather
という文では、アクセントのある箇所(下線+太字)が等間隔に並び、それ以外の箇所はそのインターヴァルに収まるように発音されます。
